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「96時間」 [★★★★]


96時間 [Blu-ray]

96時間 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: Blu-ray

原題: TAKEN
監督: ピエール・モレル
脚本: リュック・ベッソン/ロバート・マーク・ケイメン
出演: リーアム・ニーソン/マギー・グレイス/ホリー・ヴァランス/ファムケ・ヤンセン/オリヴィエ・ラブルダン
2008年/フランス映画

★★★★

<感想>
事件が起こってからのテンポが良く、ストーリーは潔く痛快でかなり楽しめた。
1時間30分くらいの短い映画だったのも、エピソードの凝縮に一役かっている気がして好印象。

リーアム・ニーソンって好きな俳優の1人だな。
「シンドラーのリスト」、「レ・ミゼラブル」、「スター・ウォーズ」、「ラブ・アクチュアリー」など守備範囲が広いし、知的オーラが魅力。

「96時間」はさらわれた娘をその時間内に見つけないと、取り返しのつかないことになるタイムリミットを表しているんだけど、途中で状況が変わってくるし、タイトルにするほど(邦題のみ)ではないかも。

一緒にさらわれた友だちは96時間なんか全然たってないうちに死んでるし(もしくは意識がないほど薬漬けにされている)、そこは「娘がそうなっていたら話が終わっちゃう」と思いながらもドキッとしてしまうところ。

それにしてもCIAという組織は本当にあんな能力と精神力を持った人をたくさん擁しているんだろうか?
特に今回はチームでなく単独での救出だったから、知力・武力共に速く、強い。
(奥さん役がファムケ・ヤンセンだから、ただの主婦役なのにX-MEN的活躍をどうしても期待してしまった(笑))

先の先まで読んだ計算された行動には無駄がなく、もちろん咄嗟の判断力も常に正解。
犯人グループや、その奥とさらに奥にいる人間たちが救いようのないほど悪なので、白黒が鮮やかで楽しい。

最後、あれだけ大暴れしたわりに、普通に娘とパリから帰国してるシーンになったことには、多少違和感は感じたけど、こういういい意味での情緒のない映画には野暮な感想なんだろうな。
その辺がリュック・ベッソン印というところでしょうか?
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