「シャーロック・ホームズ」 [★★★]
原題: SHERLOCK HOLMES
監督: ガイ・リッチー
原案: ライオネル・ウィグラム/マイケル・ロバート・ジョンソン
脚本: マイケル・ロバート・ジョンソン/アンソニー・ベッカム/サイモン・キンバーグ
出演: ロバート・ダウニー・Jr./ジュード・ロウ/レイチェル・マクアダムス/マーク・ストロング/ケリー・ライリー
2009年/アメリカ映画
2009年ゴールデン・グローブ: 男優賞(コメディ/ミュージカル部門)(ロバート・ダウニー・Jr.)
★★★
<感想>
シャーロック・ホームズものは本も読んだことないし、見たことある映画も「ヤング・シャーロックホームズ」だから、この映画も違和感はなかった。
確かに配役はイメージと違ったけど、ワイルドなホームズ、スマートなワトソンくんは新鮮。
古いロンドンの街並みのレンガ色やアスファルト色のトーンも繊細で美しく、同じくジュード・ロウ主演の「スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー」を思い出した。
ただ、ガイ・リッチーの「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」の雰囲気を期待しちゃうと物足りなさはあるし、このように作るなら監督がガイ・リッチーである必要性があったのかなあとも思った。
彼本来のスピード感は小さな町並みの中で生きるのかもね。
最後、写真をパラパラとめくるみたいに謎解きが始まって「うーん、なるほど」と唸るわけだけど、そこもわりと平凡だったし。
そうそう、全体的にミステリーのわりに緊張感がなかったんだよね。
単純なアクション大作としてはいいのかもしれない、いかにもハリウッド的(好きだけど)。
ところで、ブラックウッド卿役のマーク・ストロングさん、ずっとアンディ・ガルシアだと思って見てたので、エンドロール見てびっくりしてしまいました(笑)。
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