「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」 [★★★★★]
ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 コレクターズ・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- メディア: DVD
原題: THE LORD OF THE RINGS: THE TWO TOWERS
監督: ピーター・ジャクソン
脚本: ピーター・ジャクソン/フラン・ウォルシュ/フィリッパ・ボウエン/スティーヴン・シンクレア
原作: J・R・R・トールキン(「指輪物語 二つの塔(第5~7巻)」)
出演: イライジャ・ウッド/イアン・マッケラン/ヴィゴ・モーテンセン/ケイト・ブランシェット/オーランド・ブルーム/ヒューゴ・ウィーヴィング/リヴ・タイラー/ショーン・アスティン/クリストファー・リー/ミランダ・オットー/カール・アーバン/デヴィッド・ウェンハム
2002年/アメリカ/ニュージーランド映画
2002年アカデミー賞: 視覚効果賞/音響賞(編集)など他多数(作品賞ノミネート)
★★★★★
<あらすじ>
中つ国はアイゼンガルドにあるオルサンクの塔を拠点とするのサルマンと、モルドールのバラド=ドゥアの塔にいるサウロンにより、暗黒の勢力が広がり続けていた。
そんな中、別れ別れになった旅の仲間たちは、それぞれの旅路を急ぐ。
フロドとサムは指輪を葬るためにモルドールへ向かい、ゴラムと行動を共にすることになる。
しかしボロミアの弟ファラミアらに捕らえられ、オスギリアスに連れて行かれてしまう...。
オークらに捕らわれたピピンとメリーは、逃げ出す途中でエント族の長老"木の髭"と出会う...。
アラゴルン、レゴラス、ギムリはファンゴルンの森で、地の底に落ちたはずのガンダルフと再会。
彼らはローハンのセオデン王を救い、共にヘルム渓谷へ。
いよいよ戦争が始まった...。
<感想>
私はこの「二つの塔」が3つの中ではいちばん好き。
何でか分かんないけど、エント族が大好きなんだよね(笑)。
特にラスト近くにアイゼンガルドを攻め進むシーンは(木の髭が“エントの行進”と表現しているところ)最高だな~。
あと、ダムを壊して大量の水を流すという攻撃をして、一面が水であふれる時に、敵に火を放たれていた木が頭をじゅっとつけて、消火してるのとか、何回見ても笑っちゃう。
確か「アバター」の時に書いたけど、人間の形をしていない生きものが、(見ている側と同じ側について)戦いに参加するっていうパターンが、私にはすごくツボみたい。
特にこの話は、エント族は最初は戦争に参加しないと決めていたのに、その後惨状を目の当たりにして怒りを爆発させ、なりふり構わず攻めることになるでしょ。
もう、理想的過ぎてドツボです(笑)。
それと似たパターンだけど、ヘルム渓谷にエルフが応援にかけつけてくれるのも、もちろん感動します。
アラゴルンは本当にかっこいいしね...。
レゴラスもすごくスマートだけど、渓谷での戦闘シーンはヴィゴ・モーテンセンのPVみたいにステキに感じる。
アラゴルンの人望や人をどうしても惹きつけてしまうオーラのようなものも、とてもよく描かれているし。
その他ファラミアやガンダルフ、もちろんフロドたちのことなど...、ラストへ向けてのエピソードが凝縮されて描かれているので、見ていて時間があっという間に過ぎていく2作目なのです。
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