「トロン: レガシー」 [★★★☆]
原題: TRON: LEGACY
監督: ジョセフ・コシンスキー
脚本: エディ・キッツィス/アダム・ホロウィッツ
出演: ギャレット・ヘドランド/ジェフ・ブリッジス/オリヴィア・ワイルド/マイケル・シーン
2010年/アメリカ映画
★★★☆
<感想>
シリーズ1作目の「トロン」もWOWOWで放送していたので録画してあったんだけど、''それから28年たっての続編だし、きっと観てなくても分かるようにできてるんだろう''って思って観たの。
でもどうやら完全に続編だったみたい。
コンピュータ・システムの中に迷い込むというのはマトリックスと似ているので、世界観は体験済みって感じだったけど、単語がどれがどれだっけ?みたいになかなか覚えられなくて(年だなー)、最後の最後、父子の物語に感動しそこなってしまった感じがするかな。
蛍光の色づかいが象徴的で、映画館、しかも3Dで観たらけっこう圧倒されたかも。
音楽も良かったし、ディスクを使った戦いやバイクなどの乗りものが現れる時の流れるような動きも、単純な分きれいだった気がする。
主役のサム・フリン役の子の声がハスキーで、何となく今どき珍しい気がして好印象。
役柄的にも突然放りこまれた世界なのに、さすが創造主の息子とばかりに戦いなんかでいきなり強さを発揮してしまうところも魅力のひとつだった。
ストーリーと言うよりは映像で良い印象を持った映画ではあったかなあ。
さっき書いたことと重なるけど、「マトリックス」を観たのは今から10年ちょっと前のことだけど、あの頃は現実とコンピュータの世界の行き来も特別不思議に思わず、すんなり頭に入ってきて、世界も体感に近い感覚で理解できた気がする。
でも今はトロンとかクルーとかグリッドとか...、そういうのが何だっけ?ってそればっかり頭の中をぐるぐるしちゃって、感覚で楽しめなくなっているのが自分的に残念なところだなあって改めて思った。
映画館で観てないせいもあるとは思うんだけどね。
「トロン」を観て、また観てもいいかなと思っています。
時間があれば...。
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