「プリンセス トヨトミ」 [★]
プリンセス トヨトミ Blu-rayスタンダード・エディション [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- メディア: Blu-ray
監督: 鈴木雅之
脚本: 相沢友子
原作: 万城目学
出演: 堤真一/綾瀬はるか/岡田将生/中井貴一
2011年/日本映画
★
<感想>
全くおもしろくなかった。
CMやオープニングでの「大阪全停止」のインパクトが強く、その上でのこの謎めいたタイトルだから、すごく期待値の高かった映画だったんだけど、ちょっとひどい...。
東京から会計検査院の3人が、(財)OJOが正しく国家予算を使っているか調査をしに大阪にやって来た。
リーダーの松平が不信感を持ち、執拗な調査を始めると、やはりその裏には大きな秘密が隠されていた。
それは大阪夏の陣で血が断絶されたはずの豊臣家に実は生き残りがいて、その血脈を独立国家''大坂国''の人々が守ってきたというものだった。
...ということなんだけど、話が歴史的で壮大なのに、言いたかったのは「父と子の絆」だけ?
ほのぼのし過ぎているのか逆に意味不明で、オチは?って思いながら映画が終わってしまった感じ。
物足りないの逆で、箱が大き過ぎて中身がみすぼらしく見えたような...。
原作がそうだとしたら仕方ないけど、心温まる部分がすっごく薄っぺらに思えちゃった。
俳優陣は良かったけど、その熱演も空しく...というところ。
大阪の人って「自分たち」が大好きだよねっていう思いだけが強まった感じです(笑)。
あれって大阪の人が見てどう思うんだろう?
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