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「ダークナイト ライジング」 [★★★★★]

ダークナイト ライジング.jpg

原題: THE DARK KNIGHT RISES
監督: クリストファー・ノーラン
脚本: ジョナサン・ノーラン/クリストファー・ノーラン
キャラクター創造: ボブ・ケイン
原案: クリストファー・ノーラン/デヴィッド・S・ゴイヤー
出演: クリスチャン・ベイル/マイケル・ケイン/ゲイリー・オールドマン/アン・ハサウェイ/トム・ハーディ/マリオン・コティヤール/ジョセフ・ゴードン=レヴィット/モーガン・フリーマン/マシュー・モディーン
2012年/アメリカ映画

★★★★★

<感想>
もう最高。
「ハリ・ポタ」シリーズもそうだったけど、これも前2作とも映画館で見てて大好きな作品だったから、どうしても映画館で見届けたかったの。
子どもたちを預けてまで見に行ったけど、本当に良かった。
裏切らないな~。

クリストファー・ノーランの映画って映像もいいけど、監督自身の想像力だけじゃなく、見る側にも想像力を授けてくれるのがいいなって思った。
特にこのバットマン・シリーズでは、それが特徴的だと思う。

敵が執拗なまでに嫌な奴で、ゴッサムの人々やバットマンに対して容赦なく襲いかかってくるけど、その辺があまりどぎつい映像で描かれることがない。
でもそれまでの人物描写がすごいから、きっとひどいことしてんだろうなーって、想像するだけで十分な恐怖感が得られちゃう。
そういう映像大好きな人には物足りないかもしれないけど、私は徹底的にダメだから見やすくていいんだ。
適当に感覚をシャットアウトしたりして、自分で調節できるんだもん。

キャット・ウーマンのアン・ハサウェイもすごく良かった。
ジュリア・ロバーツみたいなイメージのある人だったけど、味方なのか敵なのかの微妙な感じをセクシーになり過ぎず、スマートに演じていたように思う。
意外と似合っていたという印象。

若き警察官ジョン・ブレイク役のジョセフ・ゴードン=レヴィットは「インセプション」の時もいた人だけど、この人がいずれロビンになるわけね!
知らなかったから、そういうエンディングにすごくワクワクしたなー。

クリストファー・ノーランは信頼する役者と仕事したがるのかな。
思えば渡辺謙も「バットマン ビギンズ」に出て、「インセプション」に出てるし、かぶっている人、他にもいるもんね。

でも何と言っても、バットマン(ブルース・ウェイン)役のクリスチャン・ベイルがいい。
彼のストイックな感じと派手目の顔が、自然とバットマンとブルース・ウェインの両極端な二面性を醸し出してるんだよね。
もちろんアルフレッドのマイケル・ケインとジェームズ・ゴードン本部長のゲイリー・オールドマンも最高。
ラストのバットマンが自分の素姓をさりげなく明かすシーンはじんとしちゃった。

これで終わっちゃうのかなー。
俳優の年もあるし厳しいのかもしれないけど、このメンバーでの続きが見たいなーと思ってしまいます。

このシリーズ、また見返そう。
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